登録販売者試験に合格しただけでは、登録販売者として勤めることはできません。登録販売者として働くには、 都道府県知事の登録を受ける必要があり、販売従事登録申請をしなければなりません。
ただし、現在一般用(OTC)医薬品を取り扱う施設に勤務してない方は、登録申請を行うことができないため、今後登録販売者として従事する際に登録申請をすることになります。それまで合格通知書は失くさないよう保管しておきましょう。
私も結局状況が変わって登録販売者として働いていないので、未登録の状態です😅
販売者従事登録の手続き方法
一般用(OTC)医薬品の販売に従事する (=実際に勤務している) 施設のある都道府県で手続きを行います。一度登録を受けたあと、別の都道府県で働くことになった場合に関しては、登録を受け直す必要はありません。(そのまま働けます)
受付は郵送または持参になるようですが、受付窓口や郵送先の住所などの詳細は各都道府県担当課のホームページで確認してください。申請書類等の様式もホームページでダウンロードすることができます。
地方 | 都道府県庁ホームページ |
北海道 | 北海道 |
東北 | 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 |
関東 | 茨木県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 |
中部 | 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 |
近畿 | 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 |
中国 | 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 |
四国 | 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 |
九州・沖縄 | 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 |
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また、申請書類には戸籍謄本などの証明書や、医師の診断書(薬を扱う仕事に従事する人には「医薬品医療機器等法(旧:薬事法)」により定められた条件があるため)、雇用を証明する書類、登録手数料(都道府県の収入証紙)など、準備をしなくてはならないものがたくさんあるため、余裕を持って動かれることをおすすめします。
登録完了後には「販売従事登録証」が交付されます。
まとめ
さて。ここまで、未経験、働きながら約3ヶ月の勉強期間で、なるべく節約&省エネで、登録販売者試験に合格する方法(実体験)を記録してきましたが、いかがだったでしょうか。
実際に掛かった費用
・受験代14,200円 ・テキスト代1,800円(税別) ・問題集1,500円(税別)
・講習代3,000円(講習代にしては安いかなと思って、ある講習に1日参加してみたのですが、正直必要なかったです。独学で十分。むしろ勤務後の講習が大事かと)
・講習&受験の際の交通費 ・申請の際の書留&切手代
合計で約21,000円+α(交通費等)です。
ここに販売従事登録申請の際の費用が合わさると (私自身は未登録) 、
・登録手数料7,600円 ・診断書作成代&医療費(場合によっては交通費)
・戸籍標本手数料 ・申請の際の書留代
などなどかかってきますので、トータルで大体35,000円ぐらいになりそうです。意外にかかる…。今後実際に登録することがあったら、もっと具体的な金額を記載しますね。
因みに受験代と登録代は都道府県によって金額が変わります。それによっては安くなったり、逆にもっと高くなったりするかと。資格取得をライフワークにされている方々の気力と資金力には脱帽です。。。すべての資格が会社負担というわけでもないでしょうし。